2021年07月03日に投稿

[目指せ満点]点を稼ぐための5つの裏技

授業を履修する際に役にたったと思う裏技ポイントをまとめてみました。

参考書は名著とマイナーな本の2種類を用意

参考書はできる限りたくさん用意しましょう。教科書指定されている本や、世間で評判の高い名著は自分で買って、それ以外は図書館で借りるのがいいと思います。

参考書は、有名な本とマイナーの本をブレンドして用意するのがポイントです。

有名な本は、講義内容の理解を助けるのにつながります。教科書指定されている本がある場合は、それが一番いいでしょう。あとは誰もが知っているような有名な本や名著も理解の助けになる可能性が高いです。(有名な本や名著は、その分野の本の参考文献を図書館で端から見ていくと分かります。あとは色々な大学の講義のシラバスを見てもいいでしょう。)

そしてここからが個人的なポイントです。 Amazonでレビューがほとんどついていないようなマイナーな本も1冊か2冊用意するといいでしょう。マイナーな本はそこにしか書いていないようなどうでもいいことマニアックなことが書いてあることが多いです。そのため案外面白いことが書いてあります。 そしてそのマイナーな本を参考にレポートを書けば、他の人と被らない、オリジナリティの高いレポートを書くことができます。オリジナリティを自力で出そうとすると中々大変です。参考書選びでオリジナリティを出しましょう。
京大の名物教授、森毅も以下のようなことを言っています。

この分野の本は10冊くらい出てるから、みんなが違う本を買えばいい。その方がいろいろ読むことができて面白い。 (森毅)

こういう名言を聞くと、この作戦もまともなものに思えてきますね。 なおレポートを書く際は、写してはいけません。参考にさせてもらいましょう。あとその際は絶対に参考文献に入れましょう。剽窃をしてはいけません。

そしてここからが少し邪道な話です。 授業で教科書指定されている本の演習問題をそのまま課題に出す先生はあまりいません。教科書の問題は先生もチェックしています。ただそれ以外の本、特にマイナーな本の場合、先生のチェックがいき届いていないことがあります。そのため、問題を考える際、参考になることが書いてあることが可能性があります。(もちろんオリジナリティがメチャクチャ高い問題しか出題しない先生もなかにはいます。)

なお1年の数学や物理の場合は、マイナーな本よりも、なんでも載っている分厚い演習書のほうが役立つことが多かったです。役立つのはレポートだけではありません。試験前にそこから出やすそうな問題をピックアップして解いておけば、期末試験対策としてもばっちりです。 (オンライン試験の場合は、試験中参照できるので、さらに有効。)

あともう1つもしかすると役立つかもしれないポイントがあります。 その授業の前任者が教科書や参考書を書いていたら、それを参照してみるといいでしょう。先生が変わったとしても、内容自体は前任の先生から引き継いでいることが多いです。その場合、前任の先生が書いた教科書通りに授業が進み、前任の先生が書いた教科書通りに演習問題が出されることがあります。ただこれは常に使えるわけではありません。先生によります。ただこの手段は使える場合は結構強いので、頭の片隅に入れておくといいでしょう。

図書館を有効活用しよう

参考書の話でも触れたのですが、図書館はとても便利です。図書館は皆さんも自習などで利用したことがあるでしょうが、大学の図書館は高校などの図書館と大きく違います。それは面白くて役立つ本が大量にあるということです。以下では図書館を利用する際のコツをまとめました。

必要かわからない本でもとりあえず全部借りよう!

  高校まではどの本も同じようなことが書かれていて一冊いいものがあれば事足りたかもしれません。ですが大学以降の専門的な勉強をする場合は少し変わってきます。専門分野では著者によって同じテーマでも様々な切り口で書かれています。わからないことは色々な本を借りて、参照しあうことで理解の助けになるでしょう。 また講義中分からないことがあった場合、一冊しか持っていないと、講義でやった内容が書いてない可能性があります。ですがたくさんの本を持っていれば、どれかには書いてある可能性が高まります。オリジナリティーに溢れた講義もたくさんありますが、いくらなんでもすべての本にヒントがないような話を授業にすることなんてないでしょう。「一冊を完璧に」はお子様向けの方便です。本当に完璧にすべきは、今学んでいる内容です。大学生にもなって、そんなかっこ悪いことを言うのはやめましょう。

東工大の図書館は10冊まで借りることができるので、どんどん借りていくといいでしょう。私は図書館があるので自分で本を買うことはほとんどなくなりました。図書館の本を私物化しています…

オンラインで閲覧できる電子図書館を利用しよう!

「大学はちょっと遠いからわざわざ本を借りに行くのはちょっと、、」という人もいるかもしれません。実は東工大は丸善ebookやKinokuniyaDigitalLibraryなどの電子書籍のサービスに入っているので、それを使えばオンラインで読める書籍もたくさんあります。

やり方は少し慣れが必要です。東工大ポータルの画面に行くと上の方に「学内ネットワークアクセス(SSL-VPN)」という項目があると思います。そこからVPNを起動させたのちに、

https://sfx.usaco.co.jp/titech/azbook?param_current_view_value=detailm_perform_value=ebook&use=rem_j&lang= にアクセスします。そこで検索してヒットした書籍は、オンラインで読むことができます。

大学外の大きな図書館を利用しよう!

ほかにも都立・県立の図書館というのもかなり有効な手段になります。市立・区立の図書館ではなかなか学術的な書籍はそろっていないのですが、都立・県立の図書館には大学の図書館に引けを取らないほど立派な書籍がそろっています。ただ役立つ本は開架にはなく書庫にあることが多いので、事前にインターネットで調べておく必要があります。

ネット検索は英語で

英語は情報リソースとしてはとにかく強いです。調べる際は、日本語でググるよりも、英語でググった方が、自分のほしい情報にありつける確率が高いでしょう。

僕もレポートを書いている際、「これはどういうことだろう?」「これはどうすればいいんだろう?」ってなったら、基本英語で検索しています。そのほうが質が高くて分かりやすい情報に確実にありつけるからです。英語が苦手だったとしても、英語で検索したほうが、圧倒的にいい情報に辿り着ける可能性が高いので、英語で検索するようにしましょう。

ここからは危ない話です。 先生も問題を出題する際、日本語でググってすぐ解答が出てきてしまう問題は レポート問題として出題しません。ただ英語でググると答えが出てくる問題は、間違って出題してしまうことがあります。悩んで悩んで、でもどうしても分からない時は、英語で検索すると解き方のヒントが出てくるかもしれません。

あと情報系の洋書は、ほとんどがネット上にPDFとして落ちてます。科目名になっているような用語を英語で検索すれば、結構ヒットします。1000ページ近くあるような大著は、困った時に辞書的に参照するのに便利なので、積極的に利用するといいでしょう。

インターネットソフトを使おう

WolframAlpha

WolframAlpfaは数学の計算を自動で計算してくれる便利なWebサイトです。 積分計算から掃き出し法、テイラー展開、極値問題、ひいては微分方程式まで解いてくれます。 レポートを解いたら、答えがあっているかの確認に使うといいでしょう。
なおオンライン試験の場合、WolframAlpfaを使えば、一瞬で答えが出てしまう問題が結構ありました。オンラインでの数学の試験では、始まる前に、必ずWolframAlpfaを開いておきましょう。

GeoGebra

Wolframalphaに放り込むと何でも答えてくれます。ですが、ときにはグラフの形が分かったりした方がいいことがあります。本当にこの関数は極値を持つのか、できれば微分をする前に調べておきたいですよね。そういうときに活躍するのがGeogebraです。Geogebraはパラメータ変数も使えるのでパラメータによって関数が変化するときイメージを掴んだりすることができます。またときどき現れる「グラフを書きなさい」という問題もこれさえあればもう間違えることはありません。(あまりにこgeogebaraに頼りすぎていてグラフが書けなくなってしまったは秘密です。

GeoGebraはここから

Mathcha

レポートを書いているとき、ちょっと簡単な図をつくりたい!と思ったことはありませんか?こういうときにサクッと図が作れてしまうのがMathchaです。ベクターソフトといえばIllastraterや、最近でしたらAffinity Designerを使うのが正統派かもしれません。ですがわざわざ有料ソフトを買うのも…さらには起動ソフトを立ち上げるのは面倒なときってあるでしょう。そんなとき、サイトで作れてしまうMathchaは魅力的なツールです。これを使ってきれいな図を作り、教員の心象を良くしましょう。もしかしたら甘くつけてくれるかも!?

Mathchaはここから

最強の友人を手に入れよう

ここまでは孤独な、ぼっちでもできる勉強法を書きました。ですが優秀で何でも教えてくれる友人を見つけることができれば最強です。古くからのことわざで「三人寄れば文殊の知恵」とも言われています。系の友達を増やし互いに知恵を寄せ合いましょう。

特にレポートで困った時、質問できる友達がいればとても助けになるでしょう。その際は最初から答えを聞いてはいけません。解き方のヒントだけ聞きましょう。最後の手段として答えを聞かなければいけなくなった場合は、正しい答えを教えてくれる友人を探しましょう。みんなで答えを写しあって、同じように間違えたらすぐにばれます。最悪そのクオーターの単位を全て落とします。気を付けてください。 (僕も優秀な友達が欲しいです…

最後に

どうでしたでしょうか?ここまで授業で高得点をとるためのコツをまとめました。どちらかというと作業の効率化といったことに焦点当てて話を進めてきました。皆さんの役に立てることがあれば幸いです。

最後にLANDFALLの宣伝をします。LANDFALLは新入部員を募集しています。ただいま新入部員0なので、入ってきたあなたは最初のひとりです。学部、学年問わず誰でもどんな方でも歓迎致します。私たちと活動する人をお待ちしております。連絡はTwitterDiscordサーバーで!