2021年10月28日に投稿

東工大総合型選抜(旧AO入試)合格体験記 2020年

2020年東工大AO入試(現在は総合型選抜に改称)の合格体験記です。今回は筆者が入試を受けるにあたり失敗したことを中心にまとめました。筆者を反面教師にして、みなさんはこれからの「試験」で十二分に実力を発揮していただきたいと思います。

筆者はまだAO入試という名称だった時代に環境・社会理工学院Bという区分で入学しました。前回の工学院AOと違い、環境・社会理工学院BのAO入試で入る学生は5人。つまり、それに応じて志願者もそこまでいない=このblogの需要がないということにはなりますが、気軽に楽しんでもらえると幸いです。

注意

以下の内容は筆者の実際受けた入試の内容なので、これから行われる試験とは内容が変わっている可能性があります。また鳥頭なので記憶がやや怪しい所も多々あります。参考程度にご覧ください。


失敗その1 志望理由書を直前に書いた

志望理由書は800字で東工大と希望学院の志望理由を書くもので、AO入試の出願書類の一部として12月中旬に送付します。私は、1か月前にぼちぼち考えてはいたものの、真剣に書くのを先延ばしにしていました。そうして一週間前になり、ようやく書き上げて予備校の先生に見せた時に言われたのは「推薦・AO志願者で志望理由を一週間前に持ってくる人はいないよ」とのこと。どれだけ自信作を書き上げても、第三者のアドバイスを受けると書き直したくなりますよね。このような点から、志望理由は1か月前を目安に書くのが適切だ、とこっぴどく叱られました。「こんな心持では受かるはずがない」とまで言われてしまったので、本当に気を付けましょう…

失敗その2 書留をポストに入れた

みなさんにとって書留は普段あまり使わない郵便サービスだと思います。しかしながら、受験期においては出願書類を提出するため何回もそのお世話になります。特に東工大のAO入試は一般に他の私大・国公立大の出願よりも早いので、初めて書留を送る機会になることが多いです。

私は、速達と書留を勘違いしており、封筒に赤字で書留と書いてポストに送ればよい、と思って出願書類をうっかり入れてしまいました。それからどうしたって?やはり不安だと思ってもう一度調べたところ自分の認識が間違っていたことに気づき、郵便局に行ってポストを開けてもらいました。

書留は、封筒を持ってきて窓口で料金の支払いと差出をする郵便サービスです。なぜ窓口に持っていくかというと、その郵便物の追跡をつけるために番号タグを付けてもらい、その控えを差出人が受け取る必要があるからです。控えには追跡番号が記載されており、自分の郵便物がきちんと届けられたのかを郵便追跡サービスで確認することができます。

書留を送る際の裏ワザを一つ、手持ちの切手を効率的に消費できるというのがあります。封筒に手持ちの切手を貼って窓口に書留をお願いすると、支払う料金がその差額分になるのです。そのため、使いにくい100円切手などを使ういい機会になりますよ(自己責任でどうぞ)。

失敗その3 緑が丘にたどり着かない

 準備のことではなくて、試験そのものの話を知りたい!!!という方、お待たせしました。

 私の出願区分である環境・社会理工学院Bの試験は一日のうち午前と午後に分かれます。午前中は大岡山西地区で筆記試験、昼休憩を挟み午後に緑が丘地区で面接があります。お昼は午前の試験場所・午後の試験場所どちらでも食べられます。ただ10人のうち5人が落とされる状況の中、うかうかご飯なんて食べられないですよね。私は筆記試験終了後、皆が荷物をまとめて出ていくのを見て、残って一人ご飯を食べました。食後、緑が丘に向かおうと思ったとき、私は道順が分からないことに気づきました。もしほかの受験生の流れに従っていればほぼ確実にたどり着けます。しかし、ボッチを極めた結果、人通りも少なく、とりあえずgoogle mapの示す方向にさまようことになりました。ずんずん歩いても一向に大井町線を縦断せず、グラウンドやらサークル棟(今は工事中)をぐるぐるし、ようやく線路下を通るトンネルにたどり着きました。余裕をもって外に立たことが幸いでした…

私はオープンキャンパスで2回、緑が丘に行ったことがありますが、方向音痴ということもあり道を覚えられていませんでした。ここ最近はコロナ流行で受験生が大学に行く機会がほとんどない状況といえます。私自身いまだに道を迷うことがあるので、受験生の方は本当に気を付けてください。もし道に迷ったら、学生に声をかけて助けを求めることも大事です。入試の時期であれば特に、丁寧に教えてくれると思います。

みなさんはこのような失敗をしないように気をつけてください!受験期という状況下、何をやらかすかはわかりません…


AO入試のQ&A

最後にAO入試など特徴的な入試を受けるにあたりみなさんが疑問に思うだろう点をまとめました。

①二次試験当日は何を着るのか?

 実際のところ、学校の制服かリクルートスーツで身を固める人がほとんどだと思います。スーツで参加する人もそれなりにいるので、制服でなくても浮くことはありません。 一つ注意として、普段履きなれない靴を履いてしまうと移動の際に足が痛くなることがあります。筆者はヒールを履きましたが、道に迷ったせいで(前述)無駄に歩いたため帰り道の足が痛かった思い出があります。

②一般入試(前期入試)も東工大を志願しないとAO入試には合格しないのか?

 筆者は別の大学を一般入試の前期・後期で志願しました。大学側がそのような情報を調べているのかは不明ですが、一般入試の出願状況はAO入試と関係がないのではと思います。ただ、AO入試に合格した場合、それを蹴ることはほぼ不可能なため、そのことをよく考えたうえで出願を検討するべきでしょう。

③AO入試の思わぬ落とし穴は?

 これは私の個人的な体験ですが、AO入試の二次試験を終えてから、その合格発表がある2、3日間、勉強がほとんど手につきませんでした。原因は、AO入試での後悔とその結果が気になる不安、そしてもし合格していたらこの勉強は無意味なのではという開き直りの感情です。 AO入試は皆さんにとって前哨戦に当たると思うので、気を抜かずに追い込みをかけられるといいですね!


別記事にて前回のblogのような受験体験記をまとめを作りたいと思います。それまでひとまず。


LANDFALLについて

このブログは、東工大の学生サークル「LANDFALL」の部員が執筆しました。

LANDFALLは、学生のための情報冊子を作成しているサークルです。

主な制作物は、毎年新入生に配布している「TOKO WALKER」という冊子です。新入生が大学生活のスタートダッシュを切ることができればとの想いで制作しています。

また、LANDFALLは研究室紹介記事も作成しております。「LANDFALL」は研究室紹介冊子として1986年に創刊され、現在92号まで発行されています。オンラインで記事を公開しておりますので、ぜひご覧ください。

また、この記事を読んだ受験生の皆様が東工大に入学した際には、是非LANDFALLの部室にもお越しください。