2022年03月29日に投稿

[先輩からのアドバイス!] 修士2年の23卒、就活での反省

皆さんこんにちは。 元LANDFALL編集委員の修士2年の蜥蜴です。 現在絶賛就活中の身ですが、就活について今のうちに是非ともお伝えしたい!と思った次第です。 ちなみに23卒とは2023年(3月)卒業のことを指します。2022年4月現在で修士2年、学士4年になる方のことですね。

就活についてはさまざまな情報が出回っていますが、とにかく分かりづらいですし専門用語も多すぎます。 内容について分からないことがあればでツイートしてもらえたら多分追記します。

私の反省はたくさんありますが、今すぐ伝えたいことは以下の3つです。

①戦略コンサル/外銀向けのコミュニティがあることを知らなかった ②夏インターンに数を出さなかった ③後期に授業を詰め込みすぎた

それぞれ解説していきます。

①戦略コンサル/外銀向けのコミュニティがあることを知らなかった

新卒の就職活動の中でも最難関と言われているのが、この戦略コンサル・外銀です。

戦略コンサル=マッキンゼー、ベイン、BCG、S&、ドリームインキュベータなどがあります。マッキンゼー、ベイン、BCGをBIG3と呼ぶそうです。コンサルにはIT、総合、人材などいろいろありますが、とりあえず戦略コンサル系の企業に就職するのがむずいんだって思っておけば大体大丈夫です。

外銀=外資系投資銀行、証券会社です。ゴールドマンサックス(GS)、バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、ドイチェなどがあります。上記はあくまで一例です。

これらの会社を志望する高偏差値の大学に所属する学生向けに、就職エージェント会社やナビサイトの親会社などが運営する選抜コミュニティというものがあります。この選抜コミュニティでは、会社の個別説明会やグループディスカッションの練習、ケース面接(特殊な選考過程)の練習などを経験できます。噂によれば企業によっては選抜コミュニティ限定のインターンや採用ルートもあるそうです。中には有料の怪しいコミュニティもありますが、情報を共有する友人を作ることができますし、上手く活用できればかなり有利に就職活動を進められると思います。

学士2年/学士4年の3月から新年度の4月に申し込み締め切りが来るものも多いので、志望する人はとりあえず申し込みましょう。私は知ったのが修士1年の6月で遅すぎました。

②夏インターンに数を出さなかった

インターンは就職活動に関係ないと思っている大人は多いですが、そんなことは全くありません。 インターンに行くメリットは、

  • インターン参加者限定のフォローがある
  • 早期選考に呼ばれる
  • 選考フローが減る
  • 内定が早めに出る

など色々あります。(企業によります)

就職活動の早期化が進む中、就活が本格化するタイミングは夏インターンと言われています。エントリーは6月から始まるのがほとんどです。この夏インターンでESの書き方、WEBテストの解き方、面接の方法などを学ぶこともできますので絶対に出しましょう。ちなみに私は秋/冬インターンで参加した企業が多かったのですが、これらは夏に比べて、

  • 後々の選考で後回しにされがち
  • 授業に重なる
  • インターン人数が夏に比べて少なめ

といった傾向があり、夏の方が有利だなと思うことが多くありました。またインターン開催が夏のみの企業もありますので、機会を絶対に逃さないようにしましょう。

③後期に授業を詰め込みすぎた

先ほど書いたように、私は秋/冬インターンで参加した企業が多かったので、かなりのインターンや面接と授業が重なりました。

修士課程の人は先輩から修士1年に単位は取り切った方がいいと言われる思いますし、学士課程の人も特課研のために単位をかき集める必要があるでしょう。ですがインターンのために丸1日埋まったり、面接のため時間を空けないといけなかったりと、かなり不規則にスケジュールは埋まっていきます。 泣く泣く履修をやめた授業はいくつもあります……

まとめ

まとめると、

  • 外銀や戦略コンサル行きたい人は学部2年/学部4年の3月までにコミュニティに申し込む
  • 学部3年/修士1年の6月には夏インターンに申し込む
  • 後期履修は秋冬インターンとよく相談して組む(もちろん履修はした方がいいです)

取り急ぎこんな感じです。今なら24卒の皆さんの就活には間に合うと思って書きました。

東工大は他の大学に比べて、文系就職についてのノウハウが蓄積しておらず、情報共有もサークルや研究室止まりになっていることも多いかと思います。また学内で名前を聞くであろうエン○○○○の先輩方も、文系就職のフローについては詳しくない印象を受けました。情報の取捨選択はしっかりと見極めつつ、重要な情報だけかい摘むように(都合の良いことだけかい摘むことがないように)気をつけてください。

まだまだ伝えたいことはありますが、長くなるので今回はこの辺で終わりにします。もっと知りたい!こんなことが聞きたい!内容間違ってる!って人はでぜひツイートしてください!!

LANDFALLについて

このブログは、東工大の学生サークル「LANDFALL」の部員が執筆しました。

LANDFALLは、学生のための情報冊子を作成しているサークルです。

主な制作物は、毎年新入生に配布している「TOKO WALKER」という冊子です。新入生が大学生活のスタートダッシュを切ることができればとの想いで制作しています。

また、LANDFALLは研究室紹介記事も作成しております。「LANDFALL」は研究室紹介冊子として1986年に創刊され、現在92号まで発行されています。オンラインで記事を公開しておりますので、ぜひご覧ください。