LANDFALL Vol.11

生体内の情報交換をさぐって

私達人間の体は何十兆という非常に多くの細胞から構成されている。これらの細胞は、それぞれ目的に応じた仕事を分担している。しかし、他の細胞にかかわりなく自分の仕事を進めていると、人間全体としての機能は狂ってしまう。この全体としてのまとまりをたもつためには、生体中で互いに情報を交換するシステムが必要とされる。この情報交換のシステムは、細胞の絶対数が多いため、必然的に大変複雑なものとなる。また情報交換の手段も一通りではなく、状況に応じていくつかの種類がある。今回の訪問では、これらの情報交換手段のうち、ホルモンによる遠距離での情報交換について、分子レベルでの研究をなされている、生体機構学科の広瀬教授にお話を伺った。