LANDFALL Vol.12

21世紀の材料を想像する

人間の生活は、科学の進歩によって、より豊かなものへと変化を遂げて来た。例えば、エジソンの白熱電球の発明は、ロウソクやランプに代わる明るくて火災の心配の少ない安全な光をもたらした。しかし、もしもそのとき、高熱に耐えるフィラメントという材料が無かったら、この一大発明品は存在しなかったかもしれないのである。21世紀には、超伝導や核融合などより高度な技術が実用化されると予想される。そうなると、材料も今まで以上に高性能なものや、新たな機能を併せ持つものが要求される。今回我々は、そのような新素材に関する研究が行われている高久・橋本を訪れ、炭素繊維や複合材料、および新たな素材製造プロセスなどについて、高久教授にお話しをうかがった。