LANDFALL Vol.66

極限酵素が切り拓く未来

ヒトは、強酸性や強塩基性の液体に触れると皮膚を損傷する。もちろん、このような液体の中に浸かることはできない。しかし、この地球上には強酸・強塩基性の水中で生息している生物もいる。また、100度を超える熱湯中や、死海など塩濃度の高い場所にまで、生物の存在が確認されている。では、こういった生物はどのような仕組みによって厳しい環境に適応しているのだろうか。この生物たちの持つタンパク質に注目し、その仕組みを実用化しようと酵素の研究をしている中村聡教授に話を伺った。