LANDFALL Vol.68

プラズマで循環型社会を拓く

循環型社会への移行が急がれる現在、廃棄物処理やリサイクル、材料製造プロセスの革新が求められている。廃棄物処理は、ただ廃棄物を分解すればよいというわけではなく、有害な副生成物を抑制しながら効率的に行わなければならない。リサイクルや材料製造の効率化も徹底していく必要がある。これらを実現する新しい方法として、渡辺先生はプラズマのさまざまな性質を活かしたものを考案している。先生の研究成果は近年大きな注目を集めており、本稿ではそのいくつかを紹介する。