LANDFALL Vol.68安全な建築物を設計するために環境・社会理工学院和田 章 研究室材料構造コンピュータ設計力学建築物はその目的の機能を満たしつつ、地震や風などの外力条件に耐えられる安全性を確保しなければならない。それらの条件のもとで合理的な建築構造及び設計を追求することを和田研究室では目的としている。その為には構造材料の力学的性質を詳しく調べて、それに基づいた理論により構造物の力学的挙動を解明できる方法を確立する必要がある。本稿では、コンピュータによる構造物の力学的挙動解析の精度向上と免震構造や制振構造の改善を紹介する。PDFで読む