LANDFALL Vol.68

核酸分子をデザインする

ヒトのDNAの解読と解析は完了し、多くの疾患がDNA上にある遺伝子の変異によって引き起こされることがわかりつつある。疾患の原因となる遺伝子の変異の有無を調べ、治すには、DNAと似た構造の分子を用いればよいと考えられた。しかし、DNAと全く同じ構造の分子では、うまくいかない。関根・清尾研究室では、遺伝子診断や治療のできる分子を、化学的な視点からデザインし、合成する研究を行っている。ヒトの体がもつ精巧な高分子、DNAを下敷きに、それを超える分子づくりについて、お話を伺った。