LANDFALL Vol.72

環境標的がん治療の明日を探る

現在、日本人の死因として最も多いのはがんである。がんの特効薬は未だ開発されておらず、多くのがん患者が特効薬の開発を待ち望んでいる。近藤先生は、がん細胞の中の低酸素領域と呼ばれる特徴的な部分に注目した。先生はこの低酸素領域に着目し、融合タンパク質を用いて、この部分に有効ながん治療薬の開発を目指している。また、先生は新しい動物実験の手法も考案している。治療薬を実用化するためには動物実験が非常に重要であるためだ。本稿では、これらの先生の研究について簡単に紹介していこう。